解体作業中に井戸発見!井戸を埋める際にかかる費用と気になるお祓いについて


解体工事を行っていると、敷地内から井戸が見つかることがあります。建物の下に井戸があったというのは、ときどきある話なのです。そのままにしておくと危険があるので、井戸があれば埋めなければいけません。通常、井戸を埋める時には、お払いも一緒にすることが多いようです。解体工事での井戸を埋める方法や費用について詳しく解説していきます。

井戸を埋める方法とは?

井戸を埋めると言っても砂を入れて埋めれば良いというわけではありません。木片や段ボール、プラスチックなどのゴミが井戸内部に入っていることが多く、まずはそれらゴミを取り出し内部を清掃していきます。お払いをすませてから、井戸に竹や塩化ビニールのパイプを入れて、縁の土管を割って取り除きます。こうして井戸枠と内部のゴミを取り除いて、井戸の水をポンプで抜いてから、最後に砂を入れて埋めて完了です。

砂を入れて井戸穴を密閉しないとならない

以前は解体工事で発生した産業廃棄物を、井戸に入れて埋める方法も行われていました。

しかし現在この方法は、不法投棄として禁止されています。産業廃棄物を井戸に入れて埋めると、雨水が下水に流れやすくなり、近隣の井戸の水質に影響するのです。不法投棄によって井戸を埋めると、再度掘り返して埋め直さないとならないので余計に費用がかかります。

素人が井戸を埋めるのは難しい

井戸を埋める費用を浮かすために、施主が自分で行えないかと考えるかもしれません。残念ながら、素人が井戸を埋めるのは難しいでしょう。井戸を埋めるためには、中に入っているゴミを取りのぞいたり、さらに枠組みも全部撤去しないとなりません。そして最後に、埋めるための砂の用意も必要です。道具や工具、重機を用意してこれら作業をするとなると、素人には難しい内容です。

お払いもするとなれば、費用は沢山かかるので、解体業者に任せた方が無難でしょう。もしも施主が自分で行い、後から何かトラブルが起これば、その対応も大変で苦労します。

気になる井戸の埋め戻し・解体費用について

解体作業で井戸が見つかれば、埋め戻しや井戸の撤去を行います。見積もり費用の範囲で井戸を埋められる場合もありますが、状況によっては追加費用が発生します。

価格相場

井戸を埋めるための費用相場は、状況で変化します。

解体作業を行うにあたって、最初から井戸があるとわかっているなら、相場は10万円程度です。解体作業中に見つかったときは、3万円~5万円程度になります。どんな井戸であるか、また大きさでも相場は変化するので、ご紹介した金額は参考程度にしてください。

追加費用が発生する場合も…

見積もりに井戸を埋めるための費用が含まれていなければ、施主は追加費用として支払わないとなりません。費用はどんな井戸なのかでも違い、思ったよりも費用がかかるかもしれないです。さらに見積もり以上に費用がかかる場合もあります。

  • 埋めるための砂が多く必要
  • 道が狭く小さな重機を使いコストが多くなる
  • 地中に煉瓦などありこれも撤去する

井戸は埋設作業をしてみないと、内部がどんな風になっているかわかりません。このような予想外のことがあれば、より費用がかかることもあります。

埋める前にお祓いが必要な理由3つ

井戸を埋めるには大がかりな工事を行うこととなり、さらに普通はお祓いをします。このために、解体工事で井戸が見つかれば埋める作業とお祓いはセットと考えると良いでしょう。

昔から神聖な場所である

井戸は、地下水脈の水をくみ上げて生活用水として使います。地下水脈は、何年もかけて地球のエネルギーを吸収して地中を流れており、風水の気脈のようなものです。その理由もあってか、昔から日本では井戸は信仰の対象とされてきました。井戸は地下の黄泉に繋がる異界である、霊界と繋がる場所であるなどとも考えられてきており、昔から神聖な場所として崇められたのです。

井戸水は貴重

今はダムがあり水を溜めているので、滅多なことでは水不足になることはありません。蛇口をひねれば水がでてきて、使いたいだけ使えるでしょう。しかし昔は、生活用水というと井戸水が頼りであり、水は今以上に貴重でした。井戸が使えなくなれば水が手に入らなくなり、井戸を埋めることは避けられてきました。

井戸の中に神様が…「息抜き」が必要

人々にとって大切な井戸の水は、神様が守ってくれている、昔はそのように考えられていました。井戸には神様がいるので、勝手に埋める行為は罰当たりとされているのです。今も神様が宿っていると考えているので、井戸を埋める前には必ずお祓いをします。

おわりに

解体工事中に敷地内から井戸が見つかることは、ときどきあります。もしも井戸が見つかったとなれば、お祓いをしてから埋める工事を行っていきます。追加費用が発生してしまいますが、適当に行うと後々トラブルにもなるので、解体業者の方にしっかりと井戸を埋めてもらいましょう。


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