流行のリノベーション! リノベーションの際に必要な解体工事の費用と注意点について
解体工事を依頼するなら!読んでおきたいお役立つコンテンツ
古くなって傷んできた家の内装や使い勝手の悪くなった設備を解体し、新しく作り替えるリノベーションは、家を買い換えるより安価で、思い入れのある家をよりよいものにすることができるため、快適な暮らしを求める方の人気を集めています。
そんなリノベーションを実施するには、今の建物や設備を一旦解体する必要があります。「家全体の解体工事を行うのと違い、一部を解体するだけなら費用は安いだろう」と思う方もおられるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。リノベーションの際に必要な解体工事について、その費用と注意点をみていきましょう。
リノベーションとリフォームの違いについて
家の工事といえば、「リノベーション」のほかにも「リフォーム」があります。これらは混同して使われることが少なくありませんが、リノベーションとリフォームには明確な違いがあります。
「リフォーム」は、古くなって老朽化したところや壊れてしまった箇所などを修繕して、建物を新築当時の性能かそれに近い状態に戻すための工事を指します。リフォームで行われる工事は、外壁の再塗装やクロスの張り替えといったように比較的小規模なものが多いです。
対して「リノベーション」は、建物に新しい価値を生み出す工事を指します。リノベーションでは、間取りを変えたり設備を新しいものに入れ替えたり、配管も含めて水回りを大幅に変更するなど、大規模な工事になることが多いです。
リフォームを行った家はマイナスだった状態がゼロかそれに近い状態に戻りますが、リノベーションを施された家は新築当時よりも性能が高まり、プラスの状態になります。
マンションのリノベーションは挨拶文の作成を!
リノベーションを行うためには、今ある建物の変更したい部分を一旦解体し、新しいものに作り替えていきます。そのため、工事は大がかりなものになりがちで、近隣の住居にはどうしても騒音や振動といった迷惑をかけてしまうことになります。
マンションの住戸でリノベーション工事を行う場合は、特に影響が大きくなりがちです。ですので、近隣に住む方にご迷惑をお詫びし、工事に対する心配などを最小限にとどめるために、リノベーション工事を実施するにあたっては事前に必ず挨拶にうかがいましょう。
その際には、ご迷惑をおかけすることのお詫びと、工事の内容や期間、作業を行う時間帯や連絡先などを記した挨拶状を用意しましょう。こうした文面を用意することで説明がよりわかりやすくなりますし、ご不在で会えなかった場合に投函することもできます。
挨拶にうかがうときは、挨拶状と合わせてタオルや洗剤といった粗品を持っていきましょう。また、自分だけで行くのではなく、解体工事・リノベーション工事を行う施工会社の担当者とうかがうのが望ましいです。
リノベーションの際にかかる解体工事費用について
前述のとおり、リノベーション工事の前には解体工事が必要となります。したがって、リノベーション工事の費用を考える際には、新調する建材や設備の購入費用や工事費用などのほかに、解体工事の費用も見積もらなければなりません。
この解体工事にいくらぐらいかかるかというのは、リノベーション工事を施す場所や規模によって大きく異なります。たとえば、家の枠組み以外をすべて作り替えるスケルトンリノベーションの場合は家の大部分を解体することになるため、解体費用も高額になります。
解体工事を依頼する場合は、リノベーション工事を依頼する工務店などと連携しながら、複数の解体業者に見積もりを依頼して各社の見積もり内容の比較・検討を行うようにしましょう。
おわりに
古くなって不便になった設備や老朽化が進んだ建物は、いつかはそのままでは住み続けることが困難になることも。思い入れのある家を手放したくないと考えるならば、リノベーションで家にプラスアルファの価値を加えることを考えてみましょう。
リノベーションというと新しくなった建物や設備に考えがいきがちですが、リノベーションには解体工事がつきものです。スケジュールや費用面なども含めて、リノベーション工事を検討する場合は解体工事についてもセットで考えることが大切です。