大雨でも台風でも解体工事は可能!? 気になる雨の日の解体工事と梅雨の時期に解体がおすすめな理由とは?
解体工事を依頼するなら!読んでおきたいお役立つコンテンツ
- 雨が降っていても解体はできるの?
- 天候によって解体工事が延期になることはあるの?
- 天候不良時の料金はどうなるの?
本稿では、こうした天候に関する疑問点にお答えしていきます。
解体工事は屋外で行う作業です。そのため、天候によっては解体工事を行うことができないときもあります。
雨天や台風といった天候における解体工事がどうなるのか、追加料金など気を付けたいポイントはあるのかをご紹介していきます。
目次
解体工事に天候は関係あるのか?
解体工事と天候について押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- 雨でも解体工事は基本的に可能
- 暴風時や積雪時は延期になることもある
- 天候不良時は追加請求があることも
天気は自身で調整できるものではありません。そのため、解体工事を行う予定の日が悪天候のときもあるでしょう。
しかし、上記の三点をおさえておけば、問題は発生しません。詳しくみていきましょう。
雨でも解体工事は基本的に可能
まず、解体工事は雨でも作業が可能です!
外壁塗装などの工事は、水がかかると仕上がりが悪くなります。そのため、雨天時は工事が中止になることがほとんどです。
一方、解体工事は綺麗な仕上がりを求めるものではありませんし、新たに何かを作るという工事でもありません。
ですから、雨でも解体工事は行われます。
ただし、かなり激しい雨が降っていて、視界が悪く足場も滑りやすいといった状態では中止になります。
また、雨自体は小降りであっても、かなりの時間降り続いてしまうと地盤がゆるんでしまいます。ゆるい地盤では重機などを動かせないこともありますから、この場合も中止になることが多いです。
しかし、このようなケースは非常にまれだといえます。たいていの場合、雨でも問題なく解体工事は進行していきます。
暴風時や積雪時は中止になることもある
解体工事は、雨天時は問題なく行われますが、強風の時や雪が降り積もっている時は中止になることが多いです。
台風などによる暴風が吹き荒れているときは、足場が崩れてしまうことがあり、作業員の安全を保証することができません。さらに、解体した建物の一部が風に飛ばされて、人や周辺の建物を傷つけてしまう可能性も出てきます。
次に、雪が降り積もっているときは、解体作業の前に雪掻きが必要になってきます。また雪の量によっては重機などを運び込むのに苦労したり、重機を使えないケースも出てくるのです。そのため、積雪時も解体作業が中止になる傾向にあります。
天候不良時には追加請求があることも
暴風や積雪の際には解体工事はできません。このような天候不良で作業ができないときでも作業員の時間を拘束していることには代わりがないのです。
天候不良で解体工事が進まず遅延になった場合は、その分の追加料金を請求されることがあります。
後々のトラブルを避けるためにも、天候不良時の追加請求はあるのか、解体業者にしっかり確認をしておきましょう!
雨の日に解体工事をするとメリットが大きい?
雨が降っていても解体は可能であることを確認しました。しかし、雨の日に解体工事をするのは大変なのではないか? 作業員が苦労するのでは? と不安に思われる方もいるでしょう。
実は、雨の日の方が解体工事がしやすく、メリットも少なからず存在するのです。
まず、解体工事を行うと「粉塵」が発生します。業者は粉塵を押さえるために「放水」を行いながら解体をしていくことになります。
しかし、雨が降っていれば「放水」を行う必要がありません。加えて、放水をするスタッフも必要ありませんから、そのスタッフに解体作業をしてもらうことも可能です。人手が増えて、解体工事が早く終わるというメリットがあります。
さらに、放水をすると水道代が発生します。この水道代は施主が負担する場合がほとんどです。そのため、雨のため放水が必要なかった場合は水道代が無料あるいはかなり安くなるというメリットが発生します!
梅雨の時期は尚お得
雨天時は、放水不要のため解体工事がスムーズに終わり、さらに水道代も押さえていけることを確認しました。そのため、雨が降り続く梅雨の時期に解体工事を依頼するとお得になるのです。
加えて、梅雨の時期の6月は建設業者の閑散期にあたります。
建設業者は3月までが繁忙期で、4月から6月までの期間は建設業界には仕事があまり入ってきません。
しかし、閑散期であろうが、解体業者は従業員の給料を維持するために、受注を確保する必要があります。そのため、この時期に解体工事の見積もりがあると多少値引きしてでも受注に繋げようとする傾向があるのです!
梅雨時は、雨による水道代の値引きと閑散期に対応するための値引きがあります。よって、他の季節に比べて尚お得になるというわけです。
まとめ 解体工事をするなら梅雨時を検討しよう!
解体工事は雪や暴風の時は中止になります。しかし、雨では中止になることは少ないです。
意外にも雨天時の方が水道代の節約になったり作業がスムーズになったりします。
特に、6月は閑散期による値引きも狙えるので、かなりお得になるといえるでしょう。
ただし、あまりにも酷い雨の時は工事が中止になることもあります。梅雨時に依頼するならば、天候による工事期間延長の費用がどうなるかをも確認しておいてください。